10月27日にヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで開催されたアジア・スマートシティ会議へ会員企業とともに参加致しました。
環境未来都市である横浜市では、アジア新興国諸都市の市長や国際機関等の有識者が一堂に会し、持続可能な都市づくりの実現に向けた知見を共有する「アジア・スマートシティ会議」を平成24年から開催しており、第6回となる今回は、都市の市長を含む代表者や、日本政府、国際機関、学術機関、民間企業など70を超える組織・機関からの参加がありました。
この会議では、以下の4つの分科会テーマにより、各都市・機関等の代表者からの発表や議論を行っています。第1分科会: スマートシティにおける廃棄物・汚泥処理第2分科会: 省エネ、低炭素な都市づくりの実現に向けたアプローチ第3分科会: ICT・ビッグデータの活用第4分科会: 日本の経験これらの分科会、全体会に、YUSA会員企業の方々の参加があり、有益な情報交換が行われました。
ランチ会場では、横浜市内企業等による展示などを通じて、アジア・スマートシティ会議参加者とのビジネス・マッチングが行われました。
また、午後の全体会議においては、林横浜市長による開会挨拶に続き、堀井外務大臣政務官、高橋環境省地球環境審議官、河野OECD事務次長から基調講演がありました。
2つのラウンドテーブルセッションでは、全体モデレーターであるアジア開発銀行前副総裁ビンドゥ・ロハニ氏のリードにより、各分科会の議論を持ち寄ると共に、国際機関や民間企業、アジア都市の登壇者から各機関のもつ技術や知見、都市課題について共有され、クロージングセッションでは、武内IGES理事長からのご挨拶後、前日に開催されたYokohama Youth Event 2017での議論を踏まえた学生によるスピーチが行われました。
今回の第6回アジア・スマートシティ会議で議論した内容は「第6回アジア・スマートシティ会議宣言(横浜宣言)」としてまとめられ、林市長及びオスメニア・セブ市長が発表し、参加者に採択されました。